リスボン堪能④国立古美術館

最終日に国立古美術館へ

日程がきついと、博物館系は後回しになりがち。

今回はリスボンだけだったので、前日にグルベンキアン美術館、最終日に国立古美術館へ。

日曜は14時まで入館無料だったからこの日にしたのだけれど、

う~~~~ん

1日費やしたビックリマーク

圧巻の収蔵作品ビックリマークポルトガルの英知を見たビックリマーク

というわけで、この回は大量の写真が入ります~

London日記 といいつつ違うことも
まず国立古美術館とはなんぞや
12世紀から19世紀までの美術品を所蔵するポルトガルを代表する博物館。
なぜ「古」なのかわかりません。
まずは1階から
家具に始まり、
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なんて書いたけど、もう家具の時点で鼻血ブー作品ばかりでございます。
この日は大変残念なことに、1階の礼拝堂が閉まっていました。
あ~残念。。
他にも1階にはタペストリー・絵画など
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キリストが捕まって磔にされるまでの屏風。
こういった1枚の作品に時間の流れ、場面の流れを表現するのはは日本の絵巻物に似ている。
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他にもこのような銀製品が。
その繊細さにうっとり
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2階に上がって卒倒するかと思った、こちらの屏風
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南蛮屏風
狩野派の作品とのこと。
ポルトガルから世界の果ての日本までたどり着いたポルトガル人たちが日本を歩く、
を描いた屏風がこんなところに!あいや~
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そしてこの部屋には他にも螺鈿を使った作品が!
いや~日本でもこれだけの螺鈿を施した作品はそう多く見られないデスヨ
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さて2階は日本・インド・中国などなど、ポルトガルと交易のあった国々の作品が並びます。
あとは1階に入りきらなかったか?ポルトガルの陶器・銀製品・アクセサリーなど
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どうやらこれはすごい品のようだ。
が、
如何せんポルトガル語も英語もままならない
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さて
いろいろご紹介しましたが、1階に戻って、メイン作品をどどど~とアップします。
コチラ
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ヒエロニム・ボッシュ「聖アントニオスの誘惑」
1500年頃
聖アントニオスはキリスト教の聖人のひとり。
この作品は自ら砂漠で苦行を続けるアントニオスに、さまざまな悪魔が誘惑をする、というテーマ これね~ほんと1500年に描かれたとは思えないシュールな作品なんですよ。
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London日記 といいつつ違うことも ←どうやら
この人が聖アントニオスさん
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いや~この絵はすごいですね。
人間の煩悩というか、欲望を描いて、かつ悪魔の誘惑とは、
を考えだしたボッシュさんに拍手。
この美術館に来るためにリスボンに来る価値あり。
今でこそポルトガルは若干お金なさそ~、、、
な街並みがあります。
がしかし、
この美術館に来たらポルトガルがどれだけすごいか、
かつては世界を制覇しようとしたその栄華・栄光・繁栄を垣間見ることができます。
ポルトガルってすごい!とうなること間違いなし

リスボン堪能③シントラ編

ブログって時間を取られて、書くのを止めようかとと思うのだけれど、

とある方から「(ブログ)止めるのやめて」と言われてからは、無理ないようにがんばってマス

やっぱりそう言ってもらえると嬉しいしねラブラブ

さて前日に早起きした30代夫婦は、

翌日リスボンから40分かかるシントラに行くと決めておきながら

ホテルをのんびり10時出発。

なんと偶然にも宿泊したホテルが、シントラ行き電車の始発駅ロシオ駅に隣接していたことが判明。

移動がラクチンでした~

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リスボンに来たなら必ずシントラへ。
シントラは1995年世界遺産登録
90年代登録の世界遺産もかなり期待できる、と上から目線の夫婦
駅前のバスに乗って、まずはペーナ宮殿へ
ペーナ宮殿+ムーアの城跡+王宮
というチケットは売られてません。
なのでとりあえず宮殿+城跡チケットを購入 London日記 といいつつ違うことも
「地球の歩き方」曰く、
ノイシュヴァンシュタイン城を建てたルードヴィヒⅡ世のいとこ、フェルディナンドⅡ世による建築
イスラム・ゴシック・ルネッサンス・マヌエル様式の複合で奇妙な調和を生み出している。
おお~ 確かに。
おとぎの国のような外観
↓この門なんか、スペインのメスキータ?
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一番の笑いどころは London日記 といいつつ違うことも
M字開脚の彫刻がお出迎え London日記 といいつつ違うことも
内部撮影禁止のため、撮れた写真がコチラ
最近お気に入りのオーディオガイドは日本語なし・・・
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ペーナ宮殿、馬鹿にしたらいけません!
この山の頂上にこれだけきらびやかで豪華な室内装飾をしていることに感動
ポルトガルに来たなら絶対行くべき
リスボン市街地を見ていて、パリやロンドンの街並みとの違いにびっくりしますが、
いやはやこんなお城を造れたなんて、ポルトガルの栄華・繁栄を窺い知ることができます。
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さてお次は歩いてムーア城跡へ
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こちらは7~8世紀にムーア人によって築かれたお城(の跡)
今となっては廃墟になっているけれど、
わたすはこういった廃墟に昔の人への思いを馳せるのが好き。
この石垣のどこかで生まれ、どこかで朽ちるまで、を妄想。
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まるで万里の長城みたい
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いいね~
こういう廃墟。
山の頂上にあるので常に強風です。
温かい服装、歩きやすい靴でお出かけ下さい。
バス停からの往復込みで、所要時間1~2時間
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さて街中にバスで降りて、王宮を見学します。
ペーナ宮殿・ムーアの城跡共に大満足。
これは王宮も期待できる!!
と思ったのですが。。。
シンボル2つ。台所の煙突。
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ペーナ宮殿のような豪華さ、繊細さを期待していたので、
この王宮の粗野な造りにちょっとがっかり。。
部屋ひとつひとつが大き過ぎて、大雑把な印象に
見どころ①白鳥の間
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見どころ②紋章の間
さすがにこの部屋はすごかった。
一面のアズレージョ(タイル)に↓こちらの天井
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見どころ③なんとかの間
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「ま、そんなこともあるよね」

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さて
シントラに来たらロカ岬!という定番コースがあります。
ロカ岬とはユーラシア大陸最西端の地。崖があるところ。
・・・
ただの岬でしょ?行く価値あるのか?
と珍しく旅行に関しての意見が一致したポンと私。
そのままリスボンに戻ったのでありますDASH!
余談
リスボン→ヒースローに帰る飛行機で、日本からの団体客と近い席になりました。
10日間ツアーで、
マドリッド・バルセロナ・コルドバ・グラナダ・セビーリャ・リスボン・ロンドンを回るという。
ロカ岬には行ったけど、シントラには行かなかった、とのこと
あ~残念あせる
わざわざ13時間もかけてヨーロッパに来るのだから、
それぐらい過密スケジュールで動き回った方が得なのか!?
考えさせられました。
そしてその過密日程を作り上げた旅行会社あっぱれ合格

リスボン堪能②ベレン編

まずはジェロニモス修道院へ

世界遺産登録は1983年とのこと。

最近は増えすぎて、え、これが世界遺産!?と思うものもしばしばあるけど

世界遺産の登録基準をよく理解していないせいかも?

1980年代に登録された世界遺産は間違いない、というポンと私の意見の一致。

さすがの見ごたえ。

そしてこの空の青さ!

いや~ロンドンから2時間半でこれだけの青さと暖かさ!

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南門の繊細さ
必見でございます
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内部の繊細さも負けておりません。
柱一つ一つに彫刻。
荘厳
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バルセロナのサグラダファミリアを彷彿とさせる造り。
サグラダファミリアの方が後世にあたりますが。
植物が育っていく森のようですわ。
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修道院2階にある、キリストの磔の像。
めっちゃリアルで痛々しい。
こういう時、キリスト教・聖書をあまり知らないことを悔やむ。
この磔の像がどれほど重要で、どれほど信仰の対象とされるのか理解ができない。
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修道院自体は無料ですが、回廊は有料です。
が、有料でも入った方がよい。
彫刻は、スペインのアルハンブラ宮殿のよう。
・・・ポンと2人、「アルハンブラ宮殿行かなくても良かったかもね」
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「地球の歩き方」曰く、マヌエル様式の最高傑作
マヌエル様式ってなにーーー!?
とにかくも500年も前にこれだけの建築を興したことに平伏
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続いて徒歩で発見のモニュメントへ。
実は私のリスボンで一番見てみたかった建築物。。。
なのに、ベレンの塔の閉館時間が近く、ポンにはかなりスルーされそうになり、必死でひきとめる汗
その巨大さに、おおービックリマーク
となるかと思いきや、ジェロニモス修道院が凄過ぎて、あまり感動せず・・・

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エンリケ航海王子と、ミヨー橋・・・
じゃなくて
4月25日橋。
今回の旅行はどうしても南仏のミヨー橋に行きたい!!
という私の希望があったのですが、計画を立てる時間が短く、リスボンになりました。
「ほら、あの橋で我慢して」というポン。
何が何でもミヨーに行く、と主張するわたす。
ああ、エンリケ王子のように、海に向かって心に誓うのであります。
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発見の塔から見た世界地図。
ポルトガルが世界の中心~          

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夕暮れのジェロニモス修道院
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リスボン堪能①計画編

ぽんが仕事のお休みを頂けたので、3泊4日でリスボン旅行に行ってきました。

なぜかイタリアにもフランスにも、あまり興味のないわたす。

夏に行ったスペイン、今回のポルトガルはマストな選択。

リスボン3連泊で堪能してきました~

ぶーぶー ぶーぶー ぶーぶー ぶーぶー ぶーぶー ぶーぶー ぶーぶー ぶーぶー ぶーぶー ぶーぶー ぶーぶー ぶーぶー ぶーぶー ぶーぶー ぶーぶー ぶーぶー ぶーぶー ぶーぶー ぶーぶー

1日目 7:25ヒースロー発リスボンへ。ベレン地区へ。

*11/30にイギリスでは公務員の大規模ストライキがあり、UKborder(入出国管理)もストライキ。

UKborderのストライキは29日midnightから30日midnightとのこと。

翌日のフライト、しかも早い時間だったので、空港大丈夫か!?と心配しましたが、何事もなく出国。

いつも空港には出国1時間前に到着、チェックインを30分前に行うだらだら私たちでも、

この日は2時間半前に到着、2時間前には免税店巡りを開始してました。

お蔭で私は2時半起き、仕事で疲れているぽんも3時にたたき起して、4時には家を出ました~

2日目 シントラ

3日目 リスボン市内

4日目 リスボン市内。18:55リスボン発ヒースローへ。

*我が家からはヒースロー空港が一番近いのですが、

それでもさすがに7:25発の飛行機に乗るのに電車で行くのは危険と判断。

ヒースロー空港のlong parkingを予約して車で行きました。

long parkingは何もせずに駐車するより、事前予約した方が絶対お得!

tubeで行った方が安いに決まっているけれど、4日間の短期・行き帰りの時間が微妙だったので

long-parkingにして正解~

ちなみにlong-parkingは、10分おきに来るシャトルバスでターミナルまで10分程度。

時間に余裕を持って利用したいものです。

ちなみに露天です!

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コルメシオ広場から市電15番に揺られベレンへ向かいます~

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次回はベレン編