帰国しました。
1カ月以上前に。
帰国後3週間ほどは実家でのらりくらりしておりました。
引っ越し日に、自宅からの荷物5箱・旦那のスーツケース2つ、航空便25箱、船便1便55箱、トランクルームに預けた荷物14、アマゾンで注文した品5箱を同日に配送したら、あら簡単に段ボールハウスのできあがり☆
たった2年間だったけれど、とても有意義な経験をしました。
このような貴重な経験をさせてくれたぽんに感謝。
感じたことは、日本はとても危機に瀕しているということ、そして日本はとても素晴らしい国だということ。
多民族・多文化のロンドンでは自分以外の価値観を普通に受け入れることができるのに対し、
ほぼ単一民族の日本ではそれができにくいこと。
自分とその仲間以外を排除しようという潜在的意識。
言語に対する苦手意識(私もだけど)、自分と違うことを拒否する文化。
江戸時代の鎖国が、この国はいまだに続いているんじゃないかと思う。
ニュースや知識人が「これからは国際化」と言っている意味が、どういう意味で言っているんだろうかと考えさせられる。
また一方で、これほど素晴らしい国はない。
電化製品は壊れないし、時間はきっちり守るし、食べ物はおいしいし☆
確かにベビカで横断歩道を渡る時も、エレベーターの優先順位も、弱者に譲るという精神的バリアフリーは全く遅れているけれど、
それでも譲ってくれる人がいるとまだまだ日本も捨てたもんじゃない、と感じさせられる。
これからは、外国製品じゃなくて日本製品を積極的に買おうと思う。
エシレバターよりもカルピスバター、サムスンより日立。
あ~でも赤ちゃん・こども用品はやっぱり外国製の方がかわいいし、アカゴが反応しやすい気がするからこれらは別で・・・
帰国する飛行機の中で、007skyfall が放送されていました。
テンプルの駅はそんなに混まないよ、と突っ込んだり、
その前日に観光に行ったナショナルギャラリーが使われていたりと、ついさっき3時間前までいたロンドンがすでに懐かしく感じホロリ。
12時間の夜便、うまくいけば8時間くらいは寝てくれる我が家のオハゲちゃん、私の期待を裏切り2時間ごとに起床。1日に1回のうんちも、このフライトだけで3回という快挙を成し遂げてくれました。
心残りは、最後のヒースロー空港でシャネルのレインブーツ・サイズ39とバーバリーのトレンチコート・サイズ6を買わなかったことです。 ああ、最後まで・・・
2年前、渡英直後に撮った近所の公園
先月、帰国直前に撮った同じ公園
wimbledon
食べ物はおいしいし、人々はみなあたたかいし、とても楽しい地域でした。
きっとここは、100年前と変わらない家並みで、この先100年後も同じ家並みが続くんだろうな。
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さてこのブログですが、がんばって2年続けてきました。
もともとは日本の友達向けに始めたので帰国したのでもう更新しなくていいかな~。
気が向いたら何かを書くかもしれないし、ある日突然削除するかもしれません。